本日も嶺北移住者の会の会合に参加してきました。
今回も熱い議論が繰り広げられましたが、I・Uターンを進める嶺北移住者の会
ですが、なかなかその道のりは難しいみたいです。
地域に空き家があるが、なかなか貸す人がいない。
地元の人の理解が得られないパターンが多いようです。
ここでいう地元の人とはずっと地域に住み、暮らしてきた人々。
確かにこの人達にとってはI・Uターンの人は必要ないのかもしれません。
集落活動が強い地域ほどI・Uターンが入りにくいという意見も出ました。
逆にいえば昔から集落で助け合ってきてコミュニティが一定なのでしょう
都会と比べ田舎では仕事以外に個人に本当に沢山の役割があります。
地域の祭り、清掃活動、消防団、冠婚葬祭、区長制度、部落費の徴収・・・
自分も実家が田舎でなんとなくこのような仕組みと関わってきましたが、今一人暮らしになって
全く近所の人と付き合わなくても生活できることが不思議です。
このような地域を維持してきた価値観を理解して地域に新しい風を吹かせることは
並大抵のことではないと思います。
やはりまず地域にI・Uターンの人が必要という部分を見せていくしかないのだと
思います。
そしてI・Uターンの人と一緒に集落活動をうまくこなしていくこと。
これが一つ田舎で暮らすポイントに必ずなってくるのだと感じた1日でした。