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産直住宅について

顔の見える家づくりと言われ、様々な地域で実施されている産直住宅。

川上にある山林所有者や製材所と川下にある設計士や工務店が一緒になり
消費者にこだわりの家を作っていくというモデルです。

山側にとっては一つの営業の切り口とされ、2000年頃から広がってきました。

消費者に直接売り込んでいこうとする熱意と運動論も含めた動きで実績をあげられている
グループもあるかと思います。

ただ最近は色々な地域を見ていて思うのですが、この産直住宅はビジネスモデルと
して一つの選択肢であり、冷静に見ていかなければいけないということです。

産直住宅を行うには当たり前ですが、柱から始まり平角、そして羽柄材(構造材以外)
など様々な規格の部材を供給しなければいけません。
自社生産だけでは、間に合うはずもなく、やはり同じ産地に多様な製材会社が
なければ厳しくなります。

もともとは、製材から建築会社に向かう商流の中で短いものとしては
「製材(メーカー)」⇒「木材屋(問屋)」⇒「工務店(ユーザー)」という流れになります。

この木材屋には「品質管理・統一」「安定供給」「商品数の確保」という3つの機能があります。
産直を行う場合は、製材所がこの3つの機能を補いながら運営をしなければいけなく、業務も
増える訳ですから非常に見えない労働力がかかります。

よって色々な地域で産直を行っていますが、本来であれば、産直がやりやすい産地とやりにくい産地が
ありますし、それによって商流における一つの考え方である産直を選ぶか選ばないかの選択肢が必要
だと思います。

そしてこの産直ができるかを判断する基準は3つあると思っています。

|楼茲料悩猯(原木市場で取り扱われる丸太はどんなものか)
地域の設備力(機械にどのような加工ができるか)
C楼茲竜蚕冦蓮覆匹里茲Δ焚湛ができる人材がいるか)

,箸楼貳未妨玉攣埔譴芭通している材がどのようなものかを考えることが大事であり、
平角がめったに取れない地域もあるわけです。

△呂いら原木が良くても機械がなければ、商品が限られてしまったり、製造コストが高くなってしまいす。例えばモルダーに入る寸法はモルダーの性能により違う訳であり、大きい部材は手作業で加工をしなければいけません。

は地域の技術者です。特に大きい役割があるのは大工。設計士さんと組んだパターンに多いのですが、プレカットの入らない寸法であったり、登り梁の加工など手加工が必要なケースがいります。
この手加工の加工賃は意外と見積もりが難しく、ここで製造原価が高くなるケースもあるのです。

無垢の木材製品はは´↓の3つの要素が重なり商品ができています。産地でどのようなサービスを提供していくのか。また他の産地と協力することでサービスは広がるのか。

このようなことが大事なのかなと思っています。

| 井上 将太 | 林業、建築 | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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