<< ダイソー | main | 絶滅危惧種 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | pookmark |
一つのドアノブ

1月より安芸市の実家に帰ってきて、家業である建築業を色々と勉強さしてもらっている。

私の実家は3代続く建築業の家計であり、父は大工から今の井上建築を立ちあげている。
といっても会社にもしていない規模で、個人事業主として今まで建築一本で仕事をしている。

安芸市でずっと仕事をしていることもあり、今までのお客さんの数もかなりの数になっている。

今日もある出来事があった。

祖父の代からお付き合いのあるお客さんから夜に電話があった。
その内容はドアノブに鍵が内側からかかり、部屋に入れなくなったということである。

9時を過ぎていたが、現場に直行して、手際の良い作業ですぐに修理をした。
このような修理も企業に頼めば、単価表などがありお金を取られるのであると思うが
ずっとお付き合いがあるわけであるし、特にこちら側としてもお金をいただくこともない。

ドアノブ一つにしろ、夜に困ったお客さんに対してサポートができる仕事は
本当に素晴らしいし、これが地域密着の仕事なのだと改めて実感させていただいた。

仕事とは地域との関係性をずっと紡いでいくことである。人の命を守る建築業にとっては
特に大事な視点なのだと感じる。

ビジネスに関しては色々なハウツー本が出ているし、マーケティングやブランディングや
経営管理など様々なスキルが必要とされる。
もちろん、私もそのようなスキルや知識を勉強しているし、学び続けることはとても大事なのだと思う。

しかし今は何かやり方だけ真似をして中身のない企業も沢山あるのが実感である。
こうやれば儲かる。こうやればお客さんが獲得できる。こんな勉強に人生を費やすべきではない。

全てベクトルが自分が儲かることに向いている。そうではなく、建築業であれば地域の方の
生活の一部、ある意味インフラを担う気持ちでプロとしての勉強が必要なのだと思う。

父からも建築業は単価も高いし、儲かることを追えばいくらでも儲かる。でもそれは持続的なでは
なくそのような経営では必ず行き詰まる。とにかく目の前のお客様に対してしっかりと取り組む姿勢
からやりなさいと教えていただいた。

私もまだ社会の中では新人のようなものであるが、今日の一つのドアノブのようなお客さんとの
関係性を持つため、勉強していきたい。

| 井上 将太 | 井上将太の想い | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 22:44 | - | - | pookmark |
コメント
コメントする


この記事のトラックバックURL
http://mori-mirai.jugem.jp/trackback/359
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

bolg index このページの先頭へ