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沖縄のエコツーリズムと林業

先月は沖縄での講演依頼もあり、3泊4日で沖縄へ行っておりました。

空いた時間に案内をしていただいたのは、やはり沖縄の山林です。
沖縄は文化的には木造建築が主体の文化ではあったのですが、戦後以降、木材が少なくなったことや台風などに対する強度面でコンクリートへの信仰が高いことから木造の住宅はかなり少なくなっています。

そのような沖縄でも北部国頭村にはやんばるの森を中心とする山林があります。

照葉樹林が中心の山林なのですが、あまり高い山林がなく広大な森が広がっています。
植物としてはスダジイというシイの木が75%となっております。

その森を活かして1997年から地元の方を中心にツーリズムの任意団体を立ち上げ
2004年にはNPO法人を設立して地域に根差したツーリズムを続けております。

国頭ツーリズム協会
http://kuta-okinawa.org/

具体的な活動としては
ヾ超調査
モニタリングや環境調査、やんばるクイナのロードキル調査

環境教育
小中高生などに対する教育

人材育成
ガイドの養成

ぅ┘灰張◆宍擇咯霾麋信
国頭の森を中心としたツアー

ゥ僉璽肇福璽轡奪
プラン策定など

などを実施しております。

また国頭村では村独自の森林のゾーニングを設定しており、
村単独では日本初の試みということです。

制限する観光により自然を守りながら、かつ最大限に収益性を高めていくという
考え方にはとてもこれから大事な視点だと思います。

エコーツーリズムや地域づくりを考える上でのプロセスは

…敢頃有∧歔刈有再生⇒て短塞奮発⇒ゴ儻
というようなプロセスで考えていかなければいけないということです。

確かに色々な地域で観光振興や特産品開発をやっていますが、 銑のプロセスが
抜けており、自分たちの文化もしっかりと把握しないままに進めているケースが多いように
思います。そのような意味でも、このプロセスは大事な考え方です。




エコツーリズムも修学旅行生などを中心として年間数万人の方が入っているようです。
環境に配慮をしながら、取り組んでいるツーリズムが印象的でした。

樹高の高い道を歩く爽快感はやはり格別でした。


私が訪問した時期には見頃の植物もありました。


最後はあいにくの天気でしたが、学びの多いツアーでした。

そのあとは無理を言って、沖縄の国頭村森林組合を尋ねました。


沖縄の林業は、シイ類を中心としてパルプを生産する林業とリュウキュウマツを中心と
して建築材料の生産を中心とする林業の2種類があります。
上の写真は建築材料などに多い、リュウキュウマツです。ニュージーランドなどのパイン
に近い印象を受けました。


こちらがパルプ用の原木です。チップにされ本土に送るようです。


こちらはリュウキュウマツですね。写真ではわかりにくいのですが、
年輪が大きく生育が早いことがわかります。




家の構造材などは生産しておらず、内装材や一枚板などの生産が多いとの
ことでした。また売り先としては家具製作所などへの販売も多いということです。

地域が変われば、やり方も変わります。

以前、沖縄の方を高知に招き、林業から家づくりなどの流れを見てもらいました。

その時の反応も非常に良く、沖縄の林業も木を使う文化をしっかりと構築できれば、
伸びていく可能性もあるのではと感じました。

| 井上 将太 | 林業、建築 | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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