本日の情熱大陸の出演者はstudio-Lの山崎亮さん。
山崎さんには2年ほど前に出会い、今も色々とお付き合いをさせていただいている。
山崎さんの提唱するコミュニティデザインという仕事。
例えば地域内にて住民参画の話の場を作りだし、合意形成を行いテーマ型の組織を
作っていくこと。
色々なやり方があるとは思うが、このような仕事は本当に素晴らしく私もいつも山崎さんの
考え方などに共感し、いつも参考にしている。
過疎高齢化が進む地方で、自ら考えて公共を作りだす住民がこれから必要なのだと
思うし、このような仕事が広がっていくことは非常に大事だと思う。
ただ私の自戒も含めて書いていきたいのであるが、今このような分野の仕事を
やりたい若者は非常に増えてきているのではないだろうか。
ただ方向性としてしっかりとした専門力が必要なのだと思う。
studio-Lの場合はやはりデザイン力と建築設計力、ワークショップの手法など
かなりの専門力を活かしたトップランナーだと思う。
専門力の中での地域づくり、これは大事な視点だと思う。
そして学生の多くは持続可能という言葉や地域活性化という言葉に
共感するのだと思うが、このような言葉だけに踊らされてはいけないと
最近は考えている。だからワークショップの手法を沢山学んでいる
学生は多いが、重要なのは、ビジネススキルを土台としてワークショップの
スキルや地域づくりの事例を知っていることであると思う。
よって漠然とした持続可能という目標ではなく、やはり数値化をして地域を
見ていかなければいけない。
林業が産業であれば、どれだけの資源があり、年間どれぐらいの材が出され、
そしてどれだけ価値化できるのか。そして価値化できる組織があるもしくは
強化ができるのか。
そしてこれを支援できる専門性が必要なのだと思う。
私もこのような方向性を目指しているのではあるが、ビジネススキルを
しっかりと付けていきたいと感じている。
私の場合はマーケティングと経営管理、木材&木造建築に対する基本知識の専門性の上に
コミュニティデザインという観点を見ていきたい。
やはりこのような仕事でしっかりと利益を上げていくことが大事であると思うし、
30歳までに、力を付けていきたいと思う。