スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | pookmark |
コミュニティデザインという仕事

本日の情熱大陸の出演者はstudio-Lの山崎亮さん。

山崎さんには2年ほど前に出会い、今も色々とお付き合いをさせていただいている。

山崎さんの提唱するコミュニティデザインという仕事。
例えば地域内にて住民参画の話の場を作りだし、合意形成を行いテーマ型の組織を
作っていくこと。
色々なやり方があるとは思うが、このような仕事は本当に素晴らしく私もいつも山崎さんの
考え方などに共感し、いつも参考にしている。

過疎高齢化が進む地方で、自ら考えて公共を作りだす住民がこれから必要なのだと
思うし、このような仕事が広がっていくことは非常に大事だと思う。

ただ私の自戒も含めて書いていきたいのであるが、今このような分野の仕事を
やりたい若者は非常に増えてきているのではないだろうか。

ただ方向性としてしっかりとした専門力が必要なのだと思う。
studio-Lの場合はやはりデザイン力と建築設計力、ワークショップの手法など
かなりの専門力を活かしたトップランナーだと思う。
専門力の中での地域づくり、これは大事な視点だと思う。

そして学生の多くは持続可能という言葉や地域活性化という言葉に
共感するのだと思うが、このような言葉だけに踊らされてはいけないと
最近は考えている。だからワークショップの手法を沢山学んでいる
学生は多いが、重要なのは、ビジネススキルを土台としてワークショップの
スキルや地域づくりの事例を知っていることであると思う。

よって漠然とした持続可能という目標ではなく、やはり数値化をして地域を
見ていかなければいけない。

林業が産業であれば、どれだけの資源があり、年間どれぐらいの材が出され、
そしてどれだけ価値化できるのか。そして価値化できる組織があるもしくは
強化ができるのか。
そしてこれを支援できる専門性が必要なのだと思う。

私もこのような方向性を目指しているのではあるが、ビジネススキルを
しっかりと付けていきたいと感じている。
私の場合はマーケティングと経営管理、木材&木造建築に対する基本知識の専門性の上に
コミュニティデザインという観点を見ていきたい。

やはりこのような仕事でしっかりと利益を上げていくことが大事であると思うし、
30歳までに、力を付けていきたいと思う。

| 井上 将太 | 井上将太の想い | 23:07 | comments(3) | trackbacks(2) | pookmark |
本山町、食と地域の交流促進交付金内定いただきました。

今年度本山町では農林水産省の食と地域の交流促進交付金の内定を2件いただくことができた。

これは22年度までに農水の支援で行われてきた「田舎で働き隊」や「子ども農山漁村交流プロジェクト」
などの交流人口を増やす支援をまとめたもので、今年度は各種交流事業に農林水産省が
集落に直接支援するという方向性で進めている。
*田舎で働き隊は地域での職場体験を促す事業で子ども農山漁村交流プロジェクトは田舎にて小学校での
修学旅行等への受け入れを目指すもの。


この事業自体の賛否は色々とあると思うが、集落単位に単年度250万円定額で2年間支援して
いただけることは非常にありがたいことではないだろうか。
私たちの目指す地域はこのような競争的資金を取りながら自らの力で稼ぐ事業を作ることであり、
特にお金になりにくい事業をトライ&エラーでどのように展開していくかがカギである。

本山町では北部の汗見川領域の集落と南部の棚田地域での内定をいただいた。

北部の汗見川流域の集落では地域活動がかねてから活発であり、現在は地域住民が
主体となり、廃校を利用した宿泊施設である「汗見川ふれあいの郷清流館」を立ち上げている。
現在は年間数百人以上の方が利用する施設となり、今後は若手への引き継ぎと宿泊施設
自体の事業の継続性が非常に大事になってくる。
今回はこの事業にて清流館の体験事業の体系化と新たなプログラムの開発や食とテーマにした
交流体験を考えていくことにしている。

汗見川ふれあいの郷清流館
http://www.pref.kochi.lg.jp/~chiiki/oendan/katsudo/20th/081219.html

また南部地域ではブランド米「土佐天空の郷」が昨年度に大ヒットとなり、現在も品薄な状態と
なっている。これからは直接問屋に卸すだけでなく、直接消費者に買ってもらったり、
それと合わせて地域に来てもらえる体制づくりを作っていくことが大事であり、ほとんど手に
入らない天空の郷の会員制度+会員サービスの設立を考えている。

土佐天空の郷
http://shunsaikoubou.com/tosa.htm

これから2年間、また忙しくなってきた。
また高知県全体でも来年度もあるであろう食と地域を活用してぜひ攻める地域づくりが
できていければとも感じている。

本山町2年目の夏は熱くなりそうだ。

23年度食と地域の交流促進交付金
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kouryu_koufukin.html

| 井上 将太 | 地域 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
移住して1年

GWが明け。思い返せば本山町に移住して1年を迎えた。

何かとっても濃ゆかったこの1年。この1年間は本当に良い出会いに恵まれ
色々な意味で少しだけ前に進んだ気がする。

1年前に悩んでいたことを今、振り返るとあまり気にならないどうでも良いことだったりする
多分、今の悩みも将来はそんなに大きなことではないのであろう。

さてこの1年を振り返って手探りだとは思うが、ビジネスに実際に触れることが
できたということは、本当に大きな意味があった。

今までNPOの活動などでは色々な場で出さしてもらっているが、ビジネスに関しては
まだ初心者マーク。

モノを売る難しさや生産管理をしていくこと、人材育成、そして経営。
本当に沢山のことを吸収できた1年だったと思う。
まだ初心者マークは取れていないが、利益も出せるし、まちづくりの活動もできる
バランスの良い人間になっていきたいと思う。

修行の身であり、この1年は事業を管理することと専門力を付けていくことだと
感じている。
一人立ちまではまだまだ遠いかもしれないが、周りの人間や環境に感謝をしながら
日々動いていきたいと思う。

この1年間にお世話になった方、これからの1年もよろしくお願いします。

| 井上 将太 | 井上将太の想い | 21:51 | comments(4) | trackbacks(1) | pookmark |
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< May 2011 >>

bolg index このページの先頭へ