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無垢の木の文化をどうするのか。
最近、木の仕事に携わり考えていることがある。それはいかに無垢の木を使うことを推進していくかである。
丸太を加工して、もしくは原板を加工して建築材料を作り出すこと。言葉で書くと簡単だが、この過程には先人の知恵と日本の住宅の文化が深く刻まれていると思う。
ただ最近は新建材の商品開発の進展もすごく、床材などでは、木目のシールではあるが、木の質感である凹凸もあり、さらには木目に合わせて凹凸が表現できるものも存在している。
このような中で無垢の木を活かせる職人も減っているのは事実で当たり前に市場は減っていくのであろう。
ただ木を活かす文化=無垢の木を使うことがなければ、本当に一律で同じような住空間しか作れないと思う。このような文化を守っていくために、信念を持って仕事をしていきたいと最近は強く感じている。
| 井上 将太 | 井上将太の想い | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
国産無垢のフロアの提案方法
久しぶりの投稿となりました。

現在、木材販売の仕事に携わらせていただいており、色々な商品を販売させていただいております。

その中で最近では国産材の内装フロアなどの商品は非常に増えてきたのではないかとおもいます。

杉、桧などのフロアの長所としては空気層が多く暖かみがあること。優しい木の匂いがあることなどではないでしょうか。
逆に短所としては、柔らかいので傷が付くことが主にあげられるのではないかと思います。

よく国産材のメーカーなどでは素材の持つ良さや性能に目が向きがちなのではないかと思います。特に産地による◯◯杉などは典型的な形でしょう。

ただ、先日某壁紙メーカーのインテリア講習会に参加した時の言葉は印象的でした。

まず、住宅の空間を考える際に部屋のテーマを決めること。例えばナチュラルであったり、カジュアルであったり、テーマが大事。

その後にテーマを元に床→壁→天井→カーテン→家具の色を決めていきましょう。

このような話でした。

この話からいくと、床の仕様はまずは色合いから決まっていくことになります。
新建材の色合いの豊富なフロアなどは単純にこのようなことから開発されているのでしょう。

反対に国産材のフロアはあまりにも素材を重視しすぎて、 色合いから空間テーマを意識している商品はほとんどないように、思います。

これは一つの例ですが、このようなマーケットインの発想が今は当たり前ですが、求められているように思います。

インテリアテーマから床材の提案を行う。改めて仕事でも考えていきたいと思います。
| 井上 将太 | 井上将太の想い | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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